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筋肉痛と運動の効果

運動や筋トレをして筋肉痛を感じた方も多いのではないでしょうか?
筋肉痛が出ると「効いてる感じで嬉しい」「筋肉痛はいや」など人によって感想が違うと思いますが、実際に効果があるのか。結論から言うと筋肉痛の発生=運動の効果(筋肥大や筋力向上等)とはなりません。そもそもなぜ筋肉痛が起こるかは、現在のところはっきりとしたメカニズムがわかっていません。しかし、有力な説としては運動により筋肉の繊維に微細な損傷が発生し、炎症を起こしたり刺激物質(ブラジキニンやヒスタミン)が出て感覚受容器を刺激して痛みを感じると言われています。
また、筋肉痛が起きやすい条件があります。その条件というのが大きく分けて
①過負荷のよるもの
②エキセントリック収縮による筋ダメージ
によるものです。
(今回は筋トレを想定してお話していきます。)
 まず、過負荷とは自分の日常生活で使われる筋力以上に負荷がかかる状態です。今までより重量、回数、セット数等(トレーニング変数)を増やしたり、久しぶりの運動(トレーニング)や新しい動きをしたりする事も身体には刺激が強く、過負荷となり筋肉痛を起こしやすい要素と言われています。
そして、エキセントリック収縮についてですが、これは筋肉が伸びながら力を発揮している状態で、例えばベンチプレスで、バーを胸に向けて降ろしている時をイメージしてください。この状態を強調した動作(ゆっくりバー等を降ろす)や同じ胸のトレーニングでいうとダンベルフライなど可動域を広く使う種目(ストレッチ種目とも言われます。)では筋肉への負荷が大きく慣れてないうちは筋肉痛が起きやすいです。
 上記の理由により筋肉痛が起こるかは状況によりますが、運動の効果は栄養面や休息なども大きく関係しているので、トレーニングの質が良くても効果が出るとは限りません。試合前に追い込んだり新しい動作を入れる事は筋肉痛が起きてマイナスになる事があるので控えた方が賢明です。
by 翔太
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