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糖尿病って?

 血液中の糖が、基準値より多くなる状態のことを糖尿病と言っています。
まず食事で得た炭水化物(糖)は消化・分解され、小腸で吸収されたのちに肝臓に運ばれます。その後血液により全身に運ばれます。血液中のブドウ糖は、基本的にはインスリンによって調節されます。しかし、様々な理由によりインスリンの働きや分泌量が少なくなります。
一般的に調整されているはずの血糖が多くなってしまう理由として
①インスリン抵抗性
 肥満になると内臓脂肪が増え、脂肪細胞から分泌されるアディポサイトカインに異常が起きます。インスリンの「分泌量」には問題はないものの、インスリンの「働き」が悪くなってしまいます。結果として筋の糖を処理する力が減退し糖をエネルギー利用できなくなります。
②インスリン分泌の低下
 インスリンは膵臓から分泌されるホルモンです。膵臓の働きとは、インスリンの分泌だけでなく消化液である膵液をつくり、膵液に含まれる消化酵素が、炭水化物、脂質、たんぱく質を分解・消化します。これらの活動が過剰になると膵臓が疲れホルモンの分泌量が減ってしまいます。
結果として 『高血糖・糖尿病』と言われる状態になってしまいます。
 ①・②の状態を改善するには『運動』が必要です!身体を動かすにはエネルギーが必要になります。そのエネルギーとは『糖』のことです。運動をすると元々あった血液中の糖が使われるので、更に筋肉への糖の取り込みが必要になります。
運動をすることで
①インスリンに依存しない糖の輸送が可能となり、血管内の糖を筋に取り込む能力が向上します。
②運動による脂肪燃焼が期待でき、肥満・内臓脂肪の減少が見込まれます。最終的にはインスリン抵抗性を改善できます。
 生活習慣病の改善には、運動は欠かせません!目標を立て運動すると、疾患の改善や予防だけでなく、それ以外のプラス作用にも繋がり、身体の変化も実感できますよ!
by COMO
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