長時間のパソコン利用は、視力低下や肩こり、頭痛などの原因になるだけでなく、太り易くなるようです。オーストラリアの医学情報誌にパソコン利用が長い人は、肥満になり易いことを発表しています。
週に最低2.5時間以上の運動を行っている男女2,000人を対象にパソコンの利用時間が仕事以外で一時間以上行う人は、それ以下の人に比べて、ウエストが太く、血圧も血糖値も高いという調査結果が出たことを掲載しています。この理由として、座っている時間が長くなると、脂肪燃焼に関わる酵素の働きが低下してしまうとのことです。
この結果から、パソコン利用に限らず長時間座っていることは、股関節周辺の血液循環も悪くなり、腰や背中の筋肉にも大きな負担がかかり、筋肉の働きは低下してしまいます。脂肪分解の酵素の分泌量も低下するだけでなく、股関節周辺の筋肉は大きなものが多いので、基礎代謝の低下にもつながり、太りやすくもなります。太るだけでなく、体型にも影響し、お腹だけでなく、背、お尻、腿にも脂肪が付いて格好良くない体型に代わっていきます。また、オーストラリアの大規模調査では、死亡リスクが高くなることも報告されています。
脂肪燃焼の低下を防ぐためにも、少なくとも一時間以内に一度は立ち上がって歩いたり、股関節周辺の筋肉を働かせるようにしてくださいね。この習慣は、腰痛や肩こりの予防にもなり、他の病気の予防にも繋がります。しかし、タバコの害より、座っている方が良くないというのは驚きですね。
by 倍筋愚
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