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肩甲骨動かせていますか?

 最近、「肩甲骨はがし」という言葉をよく見たり、耳にすると思います。その言葉だけ聞くと少し怖いイメージをもちますが、実際は本当に剥がすのではなく、肩甲骨の周りの凝り固まった筋肉をほぐすことをいいます。
 そもそも肩甲骨とは、背中上部にある逆三角形の骨です。だいたい、手のひらくらいの大きさがあり、鎖骨、上腕骨と連携して、主に肩の関節を動かすことに参加しています。この肩甲骨周りの筋肉がコリ固まっていたり、張っていたりすると、その周辺の首や肩、背が痛んだりするのはもちろん、腰の痛みや下半身の障害にも関わってきます。また、肩甲骨の動きは、代謝にも影響します。肩甲骨の動きが低下すると胸郭周辺の動きに影響し、呼吸が浅くなり、脂肪が燃焼し難くなります。更に、睡眠の質が落ちたり、活動レベルも下がるので、不調の要因となるとともに、猫背になるなどの、正しい姿勢がとれないことによるトラブルも起こりやすくなります。
 肩甲骨は、日頃意識をして動かすことが少ない箇所です。それゆえ、パソコンやスマホの操作など長時間同じ姿勢が続いたりすることで肩甲骨のまわりの筋肉がガチガチに凝り固まってしまうことが非常に多いです。そのため、肩甲骨を動かし筋肉をほぐすことはとても重要なのです。デスクワークの最中に少し立ち上がって腕をぐるぐる回すだけでも肩甲骨周辺の筋肉をほぐすことができます。
 普段の些細なところから少し意識するだけで身体のトラブルが改善されますので、肩甲骨をマメに動かすようにしてくださいね。
by みちる
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