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見た目は、背骨で変わる!

 背骨の老化は、見た目の印象を変えるだけでなく、腰の痛み内臓機能の不調など様々な体のトラブルを引き起こします。背中が丸まってしまうと、それだけで老けた印象を与えかねません。それほど背骨は見た目の印象に影響を与えています。そして、腰痛などの体の不調も、実はこの背骨の老化が大きな要因のひとつになっているのです。
 本来、人間の背骨はS字のカーブを描いており、そのおかげで動いたときの負荷が分散され、大切な脳や身体を衝撃から守っています。また、脳から皮膚や筋肉などにつながる神経を守り、神経の出入り口としての役割を担ったり、内臓が適切な位置で働けるように肋骨や骨盤とともに保護しているのも背骨です。
 ところが、背骨は骨格の中でも真っ先に老化が始まる部位でもあります。それは、小さな骨が積み重なった構造の背骨は、重力の影響を受けやすいからです。不適切な姿勢や動作などによってゆがみが生じた状態で重力を受け続ければ、関節を痛めたり、重力に対抗するために、背骨周りの筋肉を過剰に働かせることになります。腰の骨と骨の間でクッションのような働きをしている椎間板が押しつぶされて変性したり、猫背の姿勢によって胸椎の可動域が狭まることで、腰椎が過剰に働かざるを得なくなってしまうケースはよくある例です。それが、結果的に腰痛を引き起こすことになっているのです。また、背骨を出入り口とする神経や、内臓が圧迫されることで、胃腸に不調が生じたり、自然治癒力の低下にもつながります。
背骨の老化による不調を改善するなら、まずは普段から正しい姿勢を心がけて、背骨の老化を加速させないようにしましょう。同じ姿勢を長時間続けることも負担になるため、座り仕事などの場合も、時々立って体を動かすようにして、さらにトレーニングなどで意識的に背骨を動かす事で腰痛などの不調が改善され、見た目も若々しく、元気な身体が手に入れられますヨ。
by 羅茂棲
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