世界三大美女とうたわれるクレオパトラは、バラの花びらをふんだんに使用したバラ風呂を好んでいて、それが彼女の美貌の秘密だったと言われています。バラの香には、ホルモンバランスを整えたり、精神的な安定効果があり、血液循環促進にも作用するので健やかな肌にも効果があると言われています。知ってか知らずかクレオパトラはそれを実行していたのです。
　いつまでも若々しさを保ちたいと思っている人は多いですが、悪い習慣で無意識に老化は進行していきます。例えば、ストレスがたまると、体内にはコルチゾールというホルモンや活性酸素が過剰にでてきて老化を促してしまいます。また、過度のアルコール摂取は、体内で分解される時に、活性酸素が発生してビタミンなどの栄養素が消費され、細胞を酸化させて老化を促進してしまいます。赤ワインに含まれているポリフェノールは、抗酸化作用や血液サラサラ効果などが期待できると言われていますが、過度な摂取ではその効果は期待できません。そして、睡眠不足では、身体のメンテナンス時間の短縮に因り加齢を促進させてしまうことになります。更に運動不足は、成長ホルモンの産生や分泌が減っていくので、代謝を悪くしてしまいます。運動をほとんどしない人と適度に運動をしている人を比べると、運動をしない人は、細胞の老化が10年分ほど早く進むという研究結果もあります。運動は、病気を防いで寿命を延ばすと言われていますが、細胞レベルでも抗加齢（アンチエイジング）効果が示されています。何より、運動不足は、体力や新陳代謝も減退させてしまうので、肥満やしわ、シミ、免疫力を低下させることにもつながります。普段から運動を続けることによって若々しい身体をキープするだけでなく、気分転換にもなります。バラの香油だけでなく、身体を動かすことも取り入れて、いつまでも若々しく過ごしたいですね。
by　グランブラー

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