先日、カフェで作業をしている時に周りの方のほとんどが足を組んでいるのに気がつきました。椅子に座る時、日常的に足を組む方が多いのではないでしょうか?ほとんどの人が、いつから足を組むようになったかわからないのではないかと思います。当たり前のように行われている足を組む動作はなぜ起きるのでしょうか?足を組むのには、いくつか理由があります。
①長時間同じ姿勢からくる疲れを解消するため
正しい姿勢になっていても、長時間同じ姿勢を維持することは、身体にとっては深刻な状態です。足を組めば片側のお尻が浮くため同じ姿勢による腰やお尻のだるさを一時的に解消できます。
②既に歪んでいるバランスを保つため
足を組むことが習慣化している人は、既に骨盤等の身体の歪みがある可能性が高いです。脚を組む方が、姿勢を維持するのに都合良くなっている状態です。足を組む習慣が長ければ長いほど、骨盤の左右の高さの違いや前後傾、歪みなどが大きくなってしまいます。また、足を組むことにより背中は組み足の方へ捻れて行き、結果的に骨盤周りの筋肉が大きく前へ引っ張られた状態になます。そうすると、身体の捻れや傾きが大きく出てくる為、腰痛に繋がります。更に、背骨や肩甲骨にも影響し、首、肩、背の凝りや浮腫み、冷え等の原因にもなります。
正しい座り方
椅子に深く腰掛け、骨盤を立てることを意識しましょう。また、両足の足裏は地面についた状態が好ましいです。因みに座った時にお尻と椅子の接地面付近に骨があると思います。それが坐骨です。その坐骨に重心を乗せるようなイメージで座ると骨盤が立った状態が維持できます。
当方に通う方で、運動時の左右差がかなり軽減した方が、「足を組まなくなりました」と話しているのを聞いて、正しく身体を動かすことは、姿勢の改善や、普段の身体の使い方にもすごく影響するんだと改めて思いました。仕事中や家で座っている時に足を組んでいるのは、体が同じ姿勢に疲れたサインを出しています!!一度立ち上ったり、歩いて、休憩(身体のリセット)を挟みながら過ごしましょう。
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