身体と医学の世界は日進月歩で、細かく分類して体質を考える時代になってきています。“人種の坩堝(るつぼ)”と称されるアメリカでは、人種や民族ごとになりやすい病気があるため、病院で受診する際には、患者がどのような民族の血を引いているのかを自ら記入するよう求められています。最近では、遺伝的要素に加え、生育環境や年齢、食事、ライフスタイルなどを総合的に考えて医療を施すのがスタンダードになりつつあります。人種や民族によるグループより、個人の遺伝子構成を理解することで、より有効性と安全性を備えた治療ができる可能性があるからのとのことです。
アメリカの事情には驚きますが、実は日本でも「遺伝子」や、持って生まれた「血液型」ごとに食品の適性があることがわかり、研究も進んでいます。例えば、血液型の中でも狩猟時代から存在しているO型は、肉からカルシウムを吸収する消化酵素を持つのが特徴です。A型は、逆に肉が苦手で、野菜や穀物が得意です。B型は、肉類も乳製品も得意な半面、穀物が苦手な傾向があり、新しい血液型であるAB型は食材全般が得意だけれど、一度の食事で多くの量は食べられないという特徴があるようです。
B型のプロアスリートが、『体力をつけるためにたくさんお米や麺を食べなさい』という指導を幼少期から受けていたところ、思うように体は成長せず、パフォーマンスが出せなかったケースでは、同じ糖質でも穀物からでなく果物や根菜類を食べるなど提案したところ、消化による胃腸の疲れも減り、パフォーマンスが変わり、オリンピックや全国大会へ出場するようになったと報告されています。。
自分の体の声に耳を澄まし、その性質や傾向を正しく知った人から健康になれる、そんな時代が、もうやってきています。つまり私たちの体質にぴったり合った食べ物が良いので、温かいみそ汁と白いご飯を食べることが健康に繋がるようです。
by ベクトル
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