「身体を冷やすと脂肪が燃える」という話題がメディアで取り上げられたそうなのですが、実際に冷やした場合に脂肪は燃えやすくなるのでしょうか?昔から身体を冷やすという行為は、あまりいいイメージがありませんので、実際にどういった理由で脂肪が燃えやすくなると言えるのかを、今回お話したいと思います。
寒さで脂肪が燃えやすくなるのは、筋肉の熱産生の上昇と「褐色脂肪細胞が活性化するから」です。特に、褐色脂肪細胞は、我々の体温調節を助ける細胞で、筋肉と同じように熱を産み出す作用を持っています。その褐色脂肪細胞が活性化することで、全体の消費エネルギーが増えるということになるので、脂肪が燃えやすい、ダイエット効果が期待できるということが言えます。
しかし、ダイエット目的で体を冷やすという行為は、あまりにも効率的ではなく身体にとって負担も大きくなってしまいます。身体がガタガタ震えるくらいまで冷やすことにより、体温を上げようと筋肉や褐色脂肪細胞は活性します。そんなに冷えた環境下に身体を置くと、筋肉の強張り(寒くなると肩凝りや腰痛が起こり易いのも筋肉が熱産生のために、収縮し、筋中に老廃物を溜めるからです。)や外的ストレス(無理に身体を冷やすと身体はその刺激に対して過剰に反応して身体内部に異常信号を出し易くなります。)が大きくなってしまい、心身ともに大きなダメージを負うことになってしまう事は容易に想像できます。メディアの情報を鵜呑みにして、健康を害してしまっては元も子もありません。ダイエットには、運動習慣を身に付け、食事の見直しをすることが1番効率的で健康で、綺麗になりますので、極端なことは避けましょう!
By kota
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