・急な腹痛や便意がよくあり、下痢になる
・精神的負担が掛かった際に、お腹が痛くなりやすい
・腹痛後、下痢をすれば楽になる
・便秘と下痢を繰り返す
・緊張やストレスで便秘になりやすい
・慢性的に便秘であり、コロコロとした便が出る
・お腹にガスが溜まっている感じがする
これらの症状は、過敏性腸症候群が起因しているかもしれません。過敏性腸症候群は、腹痛、下痢や便秘、腹部膨満感といった症状を繰り返し起こす、慢性疾患です。これらの症状は、基本的に大腸疾患により引き起こされますが、内視鏡検査により観察を行っても、器質的な異常がない(見た目では関連する疾患がない)場合には、過敏性腸症候群となります。
過敏性腸症候群の原因は、はっきりと分かっておらず、ただ、腸管の蠕動運動は自律神経によってコントロールされているため、この自律神経の乱れによって様々な症状が起こると考えられています。また、過敏性腸症候群は「心身症」の一つとも言われており、発症や経過に心理社会的ストレスの影響で機能的(器質的)な障害を伴った疾患群の一つです。心身症は日常生活で仕事や対人関係などの心理社会的ストレスに無頓着や無自覚な場合に発症・悪化することが多く一般的治療では改善困難と言われています。
心身症については、厚生労働省の「健康日本21」でも触れられており、『こころの健康を保つには多くの要素があり、適度な運動や、バランスのとれた栄養・食生活は身体だけでなくこころの健康においても重要な基礎となるものでこれらに、心身の疲労の回復と充実した人生を目指す「休養」が加えられ、十分な睡眠をとり、ストレスと上手につきあうことは心身ともに大切』と言われています。ストレス社会と言われる現代、働くことやコミュニケーション等は大切です。しかし、日常生活でストレス過多になるような習慣があるなら、見直す必要はあると思います。
by コオロギ
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