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集中できる環境づくり

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自宅でパソコンなどの作業をする機会が増えた方も多いと思います。その際、気が散って集中できないという方はいらっしゃいませんか?今回は自宅で集中するための環境づくりのポイントをご紹介します。
生活音をシャットアウト
 テレビの音、子どもの声、近隣の雑音など、自宅はさまざまな生活音に包まれています。できるだけリビングなど生活エリアから離れた場所で作業しましょう。家具の配置をパーテーションのように変えて、生活音が届きにくくする方法もあります。また、防音カーテンを取り付けるだけでも、ある程度効果があります。窓に限らず、壁にかけたり天井から吊り下げるのもアリです。
室温・湿度・CO2濃度
 室温と湿度は快適さ、CO2濃度は集中しやすさに関係しています。職場では働きやすい環境に整えることが、『建築物環境衛生管理基準』で定められていますが、自宅の場合、自分で管理する必要があります。温湿度計を使って、エアコンや加湿器などで調整します。人が室内で快適に過ごせる温度や湿度は、一般的に、夏場は温度が25~28度で湿度は45~60%、冬場は温度が18~22度で湿度は55~65%です。湿度は絶対湿度で11g/㎥以上がインフルエンザ対策としては理想と言われていますが、これを保つのはかなり大変なので、室温21℃で相対湿度45%(8.24g/㎥)くらいが、無理なくキープできる湿度でしょう。湿度を保つことは、ウイルスの感染防止にもつながります。
CO2濃度に注意
 24時間換気システムが備わった家でも、CO2濃度は上昇します。CO2の濃度が高くなると、倦怠感や頭痛、耳鳴り等の症状が表れ、集中力や思考力が低下してしまいます。2003年以降に建てられた住宅であれば、1時間で部屋の空気の半分が入れ替わる換気装置が備わっていますが、こまめに換気をしましょう。
 空気は目に見えないぶん、まさしく見落としがちになります。集中できる空気や音の対策を実践して、快適に過ごせる空間づくりをしてみてください。
by chirune
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