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食べる時間が重要⁉

 お正月に体重が増えて、そこから中々落ちない方もいるかと思います。食事内容だけでなく、食べる時間帯を考えてみることもダイエットへの成功に繋がる1つかと思うのでお伝えできればと思います。「寝る前に食べると太る」と耳にすることも多いと思うのでその面から見ていきたいと思います。
 夕食から睡眠までの時間が2時間以内だとBMIの数値が大きくなります。考えられる理由は3つあります。
①食事で摂ったエネルギーを筋肉などで消費する前に寝ると余分なエネルギーが蓄積される。
②食事をすると血糖値が上がるけれど、夜は眠りを誘う睡眠ホルモンのメラトニン分泌により血糖値を下げるインスリンの分泌が悪くなり血糖値が下がり難く脂肪合成に使われる。
③脂肪を溜めこむ働きがある「BMAL1(ビーマルワン)」が活発になる。22時から深夜2時が最も活発になるので、その時間帯の食事は脂肪に取り込まれてしまう。
 BMAL1は、22時から深夜2時が最も活発になりますが、逆に最も活動が静かになるのが体温が一番高くなる14時から16時ごろと言われています。だから、午後3時のおやつは、比較的太り難いと考えられます。つまり、昼食以降どうしても間食が欲しい時は15時までに済ませることが大切です。
 また、米国の調査によると、起床後の1食目からその日の最後の食事までの間が14時間から15時間の人が多かったようです。(朝食が7時の場合夕食が21時から22時)この時間を10時間以内(朝食が7時の場合夕食を18時には終わらせる)にすると食事内容を制限せずとも3ヶ月後には体重、BMI、腹囲の低下が見られたと報告されています。1日の食事量をあまり変えなくても、食事の時間に目を向けると体重が低下するという例だと思います。
 仕事の都合等で、どうしても夜遅くなってしまうこともあるかと思いますが、夜を控えめにして、朝食にウエイトを置くように心掛けていただくと、食事量や内容を意識し過ぎなくてもダイエットに繋がりそうですよ。
by 梅おにぎり
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