排泄機能低下やその他の身体のトラブルも“骨盤底筋群”が大きく関わっています。骨盤底筋群は、子宮、膀胱、尿道、腸、肛門等とも直結し、ハンモックのように支持している筋肉です。支える役割はもちろんのこと、脳からの指令を受け、月経血や尿、便などの排出をコントロールしてくれます。その筋肉の働きが鈍っていたら排泄機能が正常に働かないことも多くなります。
例えば、昔の女性(大正生まれ位までの多くの方)たちができていたことに毎月の生理(月経)のときの月経血をトイレで処理していました。月経中は意識して、血が流れてこないようにできたそうです。確かに当方にお越しになっておられる方で、生理痛がきつかったり、生理不順だった方が、当方で取り組むようになって「改善した。起こらなくなった。」などのコメントをいただいております。特に、尿漏れが無くなったというのは、尿漏れしていた方全員に伺っております。
そのためには、骨盤底筋の拮抗作用にある横隔膜の働きを高めるために呼吸を意識してもらうことと、共同して作用する内転勤群を活性化してもらうことで、早い効果が期待できます。骨盤内の働きを整えることは、排泄機能だけでなく、女性ホルモンのバランスや体温、血液循環などの働きも整います。骨盤の傾きは、いかがですか?お尻の形は、崩れていませんか?脚の形は整っていますか?これらを確認していただくことで、骨盤底筋の働きの良し悪しが分かります。良くなければ、整体などの他からの力に頼るのではなく、ご自身の動かし方や取り組み方で改善するように努めてくださいね。
by 筋知良
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