「骨盤底筋」という言葉を最近よく耳にしませんか? いわゆるインナーマッスルの一部で「骨盤底筋」というのはいくつもの筋肉が集まった総称で、骨盤のなかで内臓を支えたり、その作用に関わっているいくつかの筋肉のことで、「骨盤底筋群」と呼ぶこともあります。
インナーマッスルというとダイエットのイメージがありますが、それだけでなく「骨盤底筋群」の機能が低下すると、さまざまな影響を及ぼします。それは、主に、「尿漏れ」と「膣のゆるみ」、「便秘」などがあります。どれも加齢や出産後に多い症状だといわれていますが、最近は、出産経験のない若い女性にも増えていて、30代女性の半数が「尿漏れ」したことがあるという調査もあります。また、骨盤底筋を鍛えると、胃下垂によるポッコリおなかや、子宮や直腸が膣から脱出してくる疾患「骨盤臓器脱(性器脱・子宮脱・膣脱)」などの予防にもなります。
今回は日常姿勢での立つ・座る・寝るの3つの姿勢での骨盤底筋トレーニングをご紹介します。
立ち姿勢
壁に手を添えて両足を揃えて立ちます。
息を吐きながらつま先立ちになります。この時、お尻の筋肉を内側に引き寄せるようにお尻を引き締めるイメージで行いましょう。ゆっくりとかかとを下ろして、これを30回行います。
座る姿勢
骨盤を立てて浅く座ります。モモの内側にタオルやクッションをはさみ10秒キープします。この時、肛門・膣・尿道をしめることを意識し行いましょう。普段は意識しない筋肉ですが、意識することが大切です。10回繰り返しましょう。
寝る姿勢
仰向けになります。 膝を曲げ、足底は床につけたままで、膝を立てた状態になりましょう。息を吐きながらヒップを引き上げ10秒キープします。この時、お尻を締めることを意識しましょう。骨盤の高さは左右平行になるように気をつけ10回行います。慣れてきたら、左右の膝をつけてみましょう。より強度が高まります。
以上、3種類を朝晩に1セットずつ行うだけでも効果は期待できますよ。
by chirune
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