高血圧には、運動療法（筋トレやウォーキングなど）が効果が高いと言われていますが、どれくらいの時間運動をすれば改善に効果的なのかをご存知でしょうか？
　運動の種類は、筋トレなどの無酸素運動と軽いジョギングやウォーキングなどの有酸素運動を組み合わせることで、高血圧はより改善できると言われています。血圧が高いことを気にして、身体を動かすことを躊躇している方も、少なからずいらっしゃるかもしれませんが、運動をすることで血液循環が良くなり、血圧も安定していきますので、積極的に身体を動すことをお勧めいたします。
　では、実際にどれくらいの時間を運動すれば良いのかと言うと、運動時間を「週3時間（180分間）」する人と、週に1時間（60分間）しか運動しない人に比べて高血圧リスクが約20％下がるという研究結果が報告されています。週3時間なので、1日に換算すると約30分です。この30分はウォーキングや水泳、筋トレなど運動の種類はどれでも構いません。ただし、この研究では、仕事中に身体を動かす行為や、通勤に使う身体活動に関しては、算入しないで、自発的に運動したものだけで計測しています。忙しくて、運動する時間を作ることが難しい方は、通勤でエスカレーターやエレベーターを階段に変更するだけでも、運動時間を確保したことになるので、それを習慣化することで高血圧の改善が期待できるということです。また、筋肉の働きを高めることで、血液循環は活性化されますので、筋トレを取り入れることは、すごく効果が期待できます。一日に10分でもいいので、健康になるための時間を作ってはみませんか？
by　kota

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