衛生用品の大手企業が、20代~60代女性4万人を対象に実施した調査で、20代でも2人に1人以上の女性が尿もれ経験があることを発表しています。尿もれ(Urinary Incontinence:UI)は誰にでも起こりうることで、きっかけは様々なようです。特に、女性は、妊娠と出産がきっかけで発生することが多いようですが、加齢、肥満、運動不足なども原因になります。
座っていることが多く、骨盤底筋が弱まり“ぐらぐら尿道”になっている方は、その筋を鍛える「骨盤底筋体操」や、インナーマッスルを鍛える「体幹トレーニング」が効果があります。また、トイレが近く、我慢できずにすぐにトイレに行ってしまう“カチカチ膀胱”の方は、膀胱の筋肉を伸ばせるようになることが大切なので「膀胱トレーニング」といって、トイレに行きたい時に、5~10分を目安に少し我慢することで膀胱の筋肉の柔軟性を促進することで効果が期待できます。トイレを我慢すると膀胱炎になると言われて、我慢せずにすぐに行くようになった方も多いと思いますが、それは医学的にはまったくの間違いです。むしろ、「あまりおしっこをしたくないのに、トイレに行く習慣」を続けていると、尿があまり溜まらずに膀胱の筋肉を伸び広げる機会が少なくなることで“頻尿”を引き起こしてしまいます。“頻尿”は、“尿もれ”を引き起こしやすいので、悪循環になってしまいます。膀胱炎は、尿漏れで下着がぬれたままになることで細菌が発生し、その菌が膀胱に逆行し、繁殖することで膀胱炎を引き起こすことがほとんどの原因です。つまり大半の膀胱炎は、尿漏れが招いた病気と言っても良いようです。
by グランブラー
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