健康志向が高くなって、身体に良いと言われる栄養食品やサプリメントを摂っている方が、たいへん多いようです。サプリメントには、薬のような用法・用量が定められていないので、摂取量や摂取方法を間違えると身体に相当なダメージを与えることになります。特に、薬を常用している方は、気をつける必要があると薬学の専門家は、注意喚起しています。
例えば、骨粗鬆症予防に摂っている『ビタミンK』や、美容のために摂る『コエンザイムQ10』などは、血液凝固を妨げる働きがあるので、抗血栓薬(血をサラサラにする薬)を服用している人が併用すると、薬の効果が弱くなってしまいます。
そして、血圧を下げる『降圧薬』を利用している方は多いですが、併用することで危険な状態を招くサプリメントは多いので、気をつけなければなりません。青魚に多く含まれるオメガ脂肪酸『EPA』のサプリメントや、うなぎやスッポンに含まれ、成長ホルモンの分泌を促したり免疫力を高める『アルギニン』のサプリメントは、血液をサラサラにする働きがあるので、降圧薬と同時にのむと血圧がいちじるしく低下し、めまいやふらつきが起こり、ひどければ倒れてしまう可能性もあります。また、抗酸化作用を持ち生活習慣病の予防やアンチエイジングなどに効果を発揮すると言われている“ごま”などに含まれる「セサミン」も同様の理由で「のみ合わせNG」のようです。
健康のためと、色々なモノをプラスするより、「食べ過ぎない」「酒量を減らす」等のマイナスを意識する方が、健康のためになると思うのは、私だけでしょうか?
by 頃僕来
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