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WHOも警告!

 トランス脂肪酸は、脂質を構成する脂肪酸の一種です。油脂を精製したり加工したりするときにできるため、植物油脂を精製したサラダ油、油脂の加工品であるマーガリンやショートニングなどに含まれます。プラスチックに成分が似ており、「食べるプラスチック」とも呼ばれております。
 世界保健機関(WHO)は、トランス脂肪酸から摂取するエネルギー量(カロリー)を総摂取エネルギー量の1%未満にすることを目標として掲げています。欧米では食品中のトランス脂肪酸濃度を規制している国もあります。トランス脂肪酸の過剰摂取でLDLコレステロールや中性脂肪の量が増え、狭心症や心筋梗塞などのリスクも高まったり、がん等の生活習慣病の原因ともなる可能性が高いと言われています。また、精神面にも感情的になったり、攻撃的になったり、認知機能が低下したり、認知症発症のリスクも高くなるようです。
 トランス脂肪酸が使われ始めたのは、コスト削減と利便性が高い為です。酸化しづらく長持ちし、サクサク感などを長くキープできるので多くの食品業界で使われるようになりました。海外ではすでに規制も進んでいて、2023年までに世界からなくしたいと考えており、カナダ、アメリカ、シンガポールなどは規制されており、中国、韓国なども表示義務があります。まだ日本では表示義務すらありませんので、知らず知らずのうちに摂ってしまっている方が多いようです。
 調理などで食べる際はサラダ油を使用するより、なるべくエクストラバージンのオリーブオイル、米油、エゴマ油を利用し、パンにマーガリンを塗って食べているならバターに変えることをお勧めします。油を選ぶ際は遮光性のある瓶に入ってあるものをオススメします。少し値段が高くなりますが、体に投資するつもりで、質の良い油を摂るように心がけていきましょう。
by 参鶏湯
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