高血圧症は、通常の病気に比べて生命を脅かす段階に行くまで大きな症状や兆候がみられなく、知らない間に進行していってしまうと言われています。しかし、十分に予防できる疾患です。だから、今からでも正しい身体の情報で、予防や対策、健康習慣を見直していただけたらと思います。
「高血圧は無視して良い」と言っている専門家も多いです。血圧は、身体を正常な状態に保つために変動するもので、それを過度に気にする必要はないということです。例えば、運動したり、怒ったり、緊張するなどの興奮状態では、一時的に血圧が上昇します。しかし、常に高い状態や低い状態が、続くことは良いとは言えません。
コントロールすべき習慣は以下の通りです。
・毎回冷たい飲み物の一気飲み
夏は冷たい飲み物を飲む機会が多くなりますが、飲み方に注意が必要です。血管の収縮運動において、暑いときは拡張しているのですが、冷たいモノを感知すると急激に収縮して高血圧になります。また、内臓の働きも低下して自律神経にも悪影響を与えてしまいます。
・高頻度の飲み会や集まり
お酒はもちろん身体には良くないですが、その中でも飲み方が問題となります。ガンガン飲むことによって血管や心臓に強い負担がかかります。また、飲み会等は食べる時間も長く遅くなり、高カロリー、高糖質、高脂質、塩分過多になりやすい傾向もあり、高頻度だと様々な悪影響を及ぼします。
・ストレスや感情の起伏
ストレスを受けると交感神経が活発になり、アドレナリンやノルアドレナリンが大量に分泌されます。アドレナリンは心拍数を上げる作用、ノルアドレナリンは血管を収縮させる作用があり、それぞれのはたらきによって血圧が上昇することが分かっています。ストレスがかかる状態を維持され続けると高血圧症のリスクが高まり、心臓や脳の病気も発症するリスクも上がります。
・肥満、運動不足
肥満を放置していると適正体重の人より2〜3倍高血圧症になりやすくなります。食べ過ぎ癖を無くして、咀嚼回数を増やしたり、運動を行いましょう。また、適切な運動を続けていると、筋肉にたくさんの酸素や栄養を運ぶために血管が広がったり、血圧を上げようと働く交感神経の緊張が緩和されたりして血圧が下がっていきます。
「運動を始めたいけど、ケガするのが不安」、「身体を動かすことが苦手で、上手くできない」、「あまり辛いことは、したくない」などと身体を動かすことに不安をお持ちの方は、ぜひ当方にご相談ください。
by 参鶏湯
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