アキレス腱はふくらはぎの筋肉である腓腹筋・ヒラメ筋と踵の骨とをつなぐ、体の中で最も太い「腱」です。歩くことはもちろん、走ったり、跳んだりといった動作をスムーズに行うために欠かせないものです。その分負荷もかかりやすいと考えられています。「アキレス腱断裂」とは文字通り、アキレス腱を損傷してしまうことです。
アキレス腱断裂の原因
アキレス腱はタンパク質の一種であるコラーゲン繊維を多く含むため、普段から適度に動かすことで柔軟性を保つことができます。あまり運動をしない人が、いきなり体を動かそうと急に大きな負荷をかけてしまうと、その負荷に耐えきれずにアキレス腱を切ってしまうことがあります。また、運動習慣があっても疲労によって筋肉が硬くなっていたり、動きが悪くなっている場合は要注意です。断裂が起こりやすい動作として、つま先をあげる動作(背屈)がよく挙げられます。つま先を挙げるとすねの筋肉は収縮し、反対側にあるふくらはぎの筋肉は急激に伸ばされるため、アキレス腱にも牽引ストレスがかかります。アキレス腱の柔軟性が低下していると、この牽引ストレスに耐えられずに断裂が起きてしまいます。
アキレス腱断裂の予防
ふくらはぎの筋肉をよく動かしたり、アキレス腱のストレッチを行う習慣をつけましょう。伸ばす方の足は踵が地面から浮かないように行います。膝を伸ばした状態で行うと腓腹筋、膝を曲げた状態で行うとヒラメ筋のストレッチになります。また、足首の柔軟性を高めるためにも足首を回しましょう。足首の柔軟性が高まることで、膝や股関節、腰の負担軽減にもつながります。偏った使い方にならないよう、気持ち良いと感じるよう、全身を動かしてあげるのが理想的です。日頃から適度な運動を心掛けましょう。
by chirune
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