ウォーミングアップとは、略してウォームアップ、アップとも言い、文字通り体を「温めること」であり、体温を上げて運動に備えるための準備のことを指します。
ウォーミングアップの代表的な効果
・体温を上昇させる
運動をすることで体温や筋肉の温度（筋温）が上昇し、筋肉や腱などの柔軟性が高まります。また関節のもつ可動域が大きくなり、より巧みな動きができるようになります。
・適応性を高める
急に運動をおこなうと、心肺機能や筋肉などに大きな負荷がかかってしまいます。呼吸が乱れ、回復するのに時間がかかる場合もあります。また複雑な動きに対応できずにケガをすることも考えられます。
・心の準備
アップを行うことで、やる気をコントロールするホルモンであるアドレナリンが体内に多く分泌され、中枢神経を刺激して運動に対する心理的な準備が整います。
アップの目安としては、体の中からポカポカと温まる感じがしてくる状態にまで準備体操やストレッチなどで体を動かすこと。気温や天候によって、時間を調整していくことも必要です。今のような寒い時期は体が温まりにくいため、以下のことに気をつけましょう。
・ウエア
風の影響を受けないようなナイロン製のジャケットを着用することが望ましいです。暑さを感じたときなどにすぐに脱ぐことができるよう、簡単に羽織れるウエアを選ぶようにしましょう。
・保温対策
オススメなのはカイロで首の後ろを温めること。直に肌に触れないようにして、十分に温まったら外しましょう。
・飲み物
　アップの前に温かい飲み物を飲んでみましょう。オススメは「しょうが紅茶」や「ホットココア」です。しょうがに含まれる「ジンゲロール」という成分や、ココアに含まれるカカオポリフェノールなどは体を温める効果が期待できます。
準備運動時だけでなく、運動中のインターバルや、ゴルフの順番待ちのような待機中も、身体を冷やさないように気を付けて、ケガなく楽しく行うようにしましょう。
by chirune

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