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カロリー消費に、歩行運動⁈

 「カロリー」とは、エネルギーの単位で、 1ℓの水の温度を1℃上げるために必要なエネルギーを1kcal(キロカロリー)と表します。人間は、生きていく為にエネルギーが必要で、そのエネルギー源は、「食べ物」です。100kcalの食べ物を食べても、100kcalのエネルギーを消費する運動をすれば、食べた分のエネルギーは消費され、身体には残りません。しかし、食べたエネルギーを全て消費しきれずエネルギーが余って残った場合、そのエネルギーは、「脂肪」に変化して身体に貯蔵されます。昔は、交通手段や流通があまり整備されていなかったので、歩く距離や荷物を自分で抱えて運ぶといった生活全般において体を動かすことが多かったので、必然的に摂取カロリーと消費カロリーのバランスは取れていました。しかし、現代社会では、文明機器の発達で、身体を動かす機会が少なくなっているだけでなく、色々な食べ物が豊富で、簡単に手に入ることで、エネルギー摂取量が増えていて、カロリーバランスは、大きく崩れてしまっています。
 現代人の1日の基礎代謝量(呼吸、体温維持等の生命維持に必要なエネルギー)は、約1400kcal/日と言われていて、日常生活の中で体を動かすことによって消費されるエネルギーは、約400kcal/日が平均的なようです。これに対して、摂取エネルギーは、約2100Kcal/日で、その差は、約300Kcal/日の摂取オーバーになっています。そして、この一日300kcalオーバーは、1ヶ月で9,000kcalとなり、脂肪1㎏の増加になります。
 この300kcalを消費するためには、早い速度の歩行で約1.5時間が必要になってきます。因みに、歩数にして約10,000歩になります。巷で、10,000歩必要と言われているのは、この300kcalを消費するための目安になっているのと万歩(マンポ)という言葉の語呂が良いことで、普及したようです。
筋トレは、短時間で、効果的に身体に反映されるので、忙しい現代人には、合ってます。筋肉の活動レベルを上げると基礎代謝量が増えて、結果的にエネルギー総消費量は増えます。忙しく、時間の無い人は、筋トレをお薦めいたします。
by グランブラー
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