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スマホが、身体に与える影響は?

 スマートフォンがすごい勢いで普及し、スマホを持っていない人の方が、珍しい世の中になりました。確かに、スマホが普及し、今まで以上に便利になったことも増えました。一方で、スマホやパソコンを使いすぎると、我々の「身体に悪影響を及ぼすのではないか?」ということも示唆されるようになってきました。
 長時間続けることによって、頸椎の前弯が小さくなる“ストレートネック”や、背を丸めた姿勢で行うので“スマホ巻き肩”と呼ばれる姿勢で、肩こりや腰痛を引き起こしやすくなります。
 また、姿勢の問題だけでなく、スマホやパソコンの長時間の使用は、脳に与える影響力なども研究によってリサーチされています。アメリカ国立衛生研究所では、9~10歳の子どもを対象にして、スマホと脳の発達について研究が行われました。研究結果はと言いますと、1日7時間以上スマホやパソコンの画面を見ている子どもは、大脳皮質が小さいという結果が出たそうです。
 大脳皮質は、人間の知覚、随意運動、思考、推理、記憶など、高次機能を司る人間が生きていくうえで必要な事柄の司令塔です。つまり、この大脳皮質が小さいということは、意思決定力が低下したり、自分で何かを考えて行動する、という大切な機能が弱くなってしまう危険性が大きくなるということなのです。
 今回は、子どもを対象に調べられましたが、これは大人に置き換えても変わりないと言えるでしょう。ついつい長くスマホを触る習慣のある方は、1日の使用量を少しずつ減らしていきましょう。
By kota
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