気温が下がって、乾燥しやすい季節になりました。気温が下がると乾燥しやすくなるのは、空気は温度が低いほど少ない水蒸気量しか含めず、温度が上がると含める水蒸気量が増えます。温度10℃で湿度50%の場合と、温度20℃で湿度50%の場合では、湿度の数値は50%と同じですが、実際に空気中に含まれている水蒸気量は温度10℃のほうが少なくなります。だから、気温の低い時期は、乾燥しやすくなるのです。
寒い時期に肌は、乾燥した空気や冷えによって代謝が低くなるために適切な水分を維持でき難い状態になります。気温の変化だけでなく、風、紫外線などの要因も肌の保湿バリアを損傷し、水分が奪われて、乾燥肌になります。また、洗浄過剰も乾燥肌を招きます。強力な洗浄剤や消毒液などの頻繁な利用は、皮脂を取り除きすぎ、肌を乾燥させる原因となるので、本来の保湿機能が低下し、乾燥が進行します。更に年齢とともに肌の水分保持能力が低下し、皮膚の潤いを保つ物質も減少していきます。肌の潤いが不足し、乾燥肌が発生しやすくなります。
乾燥肌を対策するためには、皮膚を刺激しないような優しめの洗顔料を使用し、保湿成分の入った化粧水や乳液を入浴後などに使用する事で、肌の水分を保持させることができます。加湿器を使用することも効果的です。特に気温が低くなる乾燥した季節やエアコンや暖房機のの利用が増えると、室内の湿度が低下しやすいため、加湿器を活用することで肌の乾燥を和らげることができます。
乾燥肌のメカニズムは外部刺激、洗浄過剰、身体の代謝の低下等による肌機能の低下などが絡み合ったものです。適切なスキンケアだけでなく、バランスの良い食事、適度な運動、質の高い睡眠を心掛けることで、乾燥肌を改善し、健康な肌を保つことが出来ます。寒くなると身体を動かすことが少なくなるので、意識して身体を動かして基礎代謝を下げないようにすることが大切です。
by 宮古島サイダー
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