最近、「体幹トレーニング」とか、「体幹を鍛えましょう」という言葉をよく耳にする事が多いと思います。
“体幹”というと腹筋の事だと勘違いしやすいのですが、手足と頭を除いた胴体部分を、大まかに『体幹』といっています。筋肉研究を中心に行っている専門家の中には、体幹を『腹腔を囲む部分』と定義している方もおられます。
体幹を鍛えるとどのようなメリットがあるのでしょうか。
体幹を鍛えることで感じられる最大のメリットは、筋肉のバランスを整え、カラダ全体の安定性が高まるという部分にあります。筋力向上による体の引き締め、体力向上などが期待できます。また、日常生活においても、筋肉の働きが良くなることで、疲れにくくなったり、肩凝りや腰痛、姿勢の崩れを防ぎ、転倒しにくくなるなどのメリットもあります。
猫のバランスポーズ
マットの上に四つん這いになります。手は肩幅、足は腰幅に開き、手首は肩の下、膝は脚の付け根の下に位置させます。指先を広げ、手のひらで床を押し、肩甲骨の間を天井に向かって押し上げ、肩甲骨を左右に広げます。そして、右脚を後方に蹴り出し、腰の高さまで持ち上げます。足指が外に開かないよう右脚のうち太ももが天井に向くように、指先を下に向けます。下腹も腰に向かって引き上げて置きます。そのままでも大丈夫ですが、出来そうであれば左腕を耳横、前方に伸ばして5呼吸キープします。終わったら四つん這いに戻り、反対側も同じ様に行ないます。
※妊婦さんでも行えます。
板のポーズ(プランクポーズ・パカアーサナ)
四つん這いになります。手のひらで床を押し、肩甲骨の間を押し上げ、下腹を腰に向かって引き上げます。右脚、左脚を後方に出し、指先立ちになります。脚は腰幅で、下腹を引き上げたまま、尾骨から頭頂部まで、背筋を真っ直ぐ伸ばします。お尻は高くも低くもせずに一直線の板をイメージしておきましょう。5呼吸キープしたら、四つん這いになります。手首を痛めている方は、前腕を床につけて低い板のポーズ(ロープランク)で行いましょう。
毎日続けることで、少しずつ体幹は鍛えられます。体幹の働きを整えて、毎日元気に過ごしていきましょう。
by ヨガインストラクター Satoko
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