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太る原因は、塩分!?

 塩分は、一般的には塩化ナトリウムのことですが、エネルギーは0kcalなので、塩分単体だけでは太りません。しかし、塩分の摂りすぎで体内に水分を溜め込んで体重が増加したり、食欲亢進の原因になって肥満に繋がります。細胞には、細胞内外の塩分濃度を一定に保つホメオスタシスという仕組みがあります。塩分を摂りすぎると細胞内の塩分濃度が高まるので、薄めるために水分をため込みます。細胞内にため込まれた水分が排出されないと、結果として体重増加につながってしまいます。また、塩分が多く濃い味付けの料理は、食べた瞬間から美味しく感じられます。美味しいモノは早く食べたくなるので、よく噛まずに飲み込んでしまいがちです。あまり噛まないと早食いになり、満腹中枢が血糖値を感知するより早いので、満足感を得られ難く食べすぎてしまい、太ってしいまいます。
塩分の摂りすぎで太らないための5つの対策
①.塩分の摂取量に気を付ける
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、1日の食塩摂取量は男性で7.5g、女性は6.5gと定められています。この基準を守るよう心掛けると、浮腫みや食べすぎを防げます。減塩食を作ったり、塩分控えめの料理を選んだりするのもお薦めです。
②.水分を摂る
 塩分の排出を促すには、水分をしっかり摂ることも必要です。成人の場合、体重1kgあたり約35mlの水分を摂取を目安にしてください。例えば、体重が60kgの人なら1日あたり約2,100mlの水分摂取となります。
③.カフェインを摂取する
 利尿作用のあるカフェインを摂取するのも、塩分排出に効果的です。コーヒーや緑茶、紅茶のほかに、カカオ含有率70%以上のハイカカオチョコレートなどを適量摂ることも一案です。
④.カリウムを含む食品を摂る
カリウムには、体の余計な塩分を排出する働きがあります。野菜や果物などに多く、特にほうれん草や枝豆、バナナのほか、切り干し大根やドライフルーツなど水分の抜けた食品に含まれていますが、腎臓の機能が低下している場合は、過剰摂取に注意が必要です。
⑤.軽く汗を流す
汗をかくのも塩分排出に効果的です。適度な運動で、筋肉の働きを活性化させて熱産生を促してください。また、38~40℃程度のぬるま湯につかり、ゆっくり半身浴をするのも有効です。
 無理なく取り組んでくださいね。
by 頃僕来
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