通称「こむらがえり」と言われる“脚がつる”という症状に悩まされる方が、寒くなると増えるようです。“脚がつる”原因は、人によってさまざまですが、寒くなると身体の冷えや水分補給不足も一因となります。 季節が、冬に近づくと、朝方とても気温が低くなり、知らない間に身体がギュッと縮こまったまま寝ている場合があります。そうすると、筋肉が緊張状態となり、血液循環が悪くなり、必要な栄養素が充分に届きにくくなります。 また、寒くなるとトイレが近くなりがちなのでそれを避ける為に 水分補給を充分にされない方もいらっしゃいます。水分が不足すると血液循環は、悪くなるだけでなく、カルシウムなどのミネラルなども不足することが脚がつる原因となります。この他にも一日中立ち仕事をしていたり、激しい運動中にも起こるのは、筋肉疲労が原因となっていることが多いです。
　“脚がつる”のを予防するためには、第二の心臓とも呼ばれる下腿部をケアしてあげると良いようです。下腿部の筋肉の柔軟性を回復させて、血液循環を改善させてくれます。 下腿部をストレッチするための簡単な方法をご紹介しま す。
片脚のプランクポーズ
　まず四つん這いになり、右足を後方に投げたし、足指を立てて踵を後方に押し出し続けます。膝を曲げている脚も同様に踵を後ろに押し出し続けます。 鼻で呼吸をつづけながら、そのポーズを30秒ほどキープします。
　その後四つん這いになり、左脚も同じようにします。左右を1 セットとして3セットほど行います。 最後は四つん這いからおしりを踵にのせて、おでこを床につ き、チャイルドポーズで休憩します。
片脚は膝曲げて安定させているので、ふくらはぎを楽にストレッチ出来ます。 手首が痛い方は前腕を床につけて行うか、壁に手をついて立って行うという方法に変えても良いと思います。
　寒くて身体が縮こまりがちな冬にこそ、しっかり身体を動かして、身体のメンテナンスをしていきましょう。
by　ヨガインストラクター Satoko

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