冬になると症状が強くなる、腰やひざ、肩等の関節痛ですが、なぜ、冬になるとこういった痛みが増すのか、皆さんはその原因をご存じでしょうか?関節痛の原因としては様々な要因がありますが、冬の寒い時期は、まず《血行不良》が挙げられます。寒さによって血行が悪くなると、周辺の筋肉まで硬くなってしまうため、《腰》や《ひざ》《肩》といった、よく動かす部位には、いつも以上に大きな負担がかかってしまうのです。
通常、骨と骨の間には《軟骨》があり、これがクッションの役割を果たしているため、スムーズな動きになっていて痛みを感じないのですが、日頃から仕事やスポーツで必要以上に部分的な筋肉にストレスをかけていたり、運動不足や加齢によっても筋肉の働きが不均衡になると《軟骨》をすり減らすような動きになります。それに伴って、冬場の筋肉の硬さが加わって更に負担を増やすことで、関節痛を引き起こす率が高くなるのです。また、体重が1キロ増えただけでも、腰やひざにかかる負担は3~10倍と言われています。関節に負担をかけないためにも、肥満対策も重要なポイントと言えるでしょう。
また、《冷やさない》のも重要なポイントです。風呂でじっくりと全身を温めたり、患部をサポーターなどで保護したりすることもおすすめです。全身が温まることで血管は拡張し、関節周辺の筋肉の血行も促進され、スムーズな動きになります。その結果、関節痛を和らげることができます。ストレッチや適度な運動を習慣にすることも血流改善をはかるうえで大切なことですね。筋肉の働きを活性化し、身体の緊張や凝りを普段から解消しておくことで、冷えづらい身体を作ることもできます。
冬場を快適に過ごすためにも、身体を動かして、冷やさない心掛けで関節痛を予防しましょう。
by みちる
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