普段、特に気にせずに繰り返している習慣が、疲労しやすい体を作り出している可能性があります。疲労に繋がる生活習慣と注意すべきポイントを朝、昼、夜と3回に分けて見ていきたいと思います。
朝のNG生活習慣と改善ポイント
①慌てて起床、出勤の準備
起床時の体はまだ活動する準備が万全ではありません。その状態で体への負担をかけながら、急に活動を始めると早々に疲れを感じてしまうでしょう。深呼吸をして、ゆっくりと身体を動かしましょう。立ち上がったら日の光を浴びましょう。夜更かしをして就寝時刻が遅かった人は、目覚めに向けての体のリズムが狂いがちですので要注意です。
②朝食を食べない
1日を元気にスタートさせるためには、朝食は必要なエネルギー源です。特に疲労時は、胃の働きも低下しているケースがあります。満腹に食べる必要はなく、胃の負担も考慮して、よく噛んで食べるようにすると負担が少なく、エネルギー不足による朝の疲労感が予防できます。また、夕食の食べ過ぎは、朝食を避ける原因になりますので、夕食はなるべく早めに、軽く済ませましょう。
③目覚めた時から肩こり。処置をせずに動き出す
目覚めの肩こりは睡眠中に疲労が回復していない場合や、リラックスできておらず、力が入ったまま寝ている可能性があります。そのままにして動きださず、ストレッチなど身体をほぐしてから、動くようにしましょう。
④今日1日のことをあれこれと心配し過ぎてしまう
考え込む傾向があり、あらゆることを想定して心配になったり、スケジュールを詰め過ぎたりすると、脳疲労の要因になります。心配事やスケジュールの密な段取りを頻繁に考えるだけでも、心身を緊張させつつエネルギーを要する場合があるのです。
次回は昼のNG生活習慣と改善ポイントをご紹介します。
by chirune
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