今年は1951年の統計開始以来最も早い梅雨入りらしく、暑くジメジメとした天気が続いており、早くも冷房を点けた人も少なくないのではないのでしょうか。今回はその冷房がもたらす体の不調と、対策を紹介します。まず、冷房は吸い込む空気を冷やすことを目的としています。身の回りの空気を冷やし、それを吸い込むことで体の中の熱気を冷まします。しかし、暑いために冷房の冷気を直接浴びる人も多いでしょう。冷房は人工的に冷やした風を出すので、これを直接浴びれば体が冷えてしまい、様々な不調をもたらします。
・血行が悪くなる
冷気で冷えて血行が悪くなります。さらに血行が悪くなると、腫れの症状が起きます。特に粘膜が露出している目や鼻、喉の血行が悪くなると、粘液の分泌も悪くなり、腫れ・赤みの症状を引き起こします。
・自律神経のバランスが崩れる
体が冷えることで、自律神経のバランスが崩れます。バランスが崩れると、体温調節や発汗などのコントロールも崩れ、冷えに対しての抵抗が弱くなります。
・筋肉や関節が固くなる
体が冷やされると、筋肉は熱を発生させようと収縮し、固くなります。動かし難くなるだけでなく、肩凝りや腰痛にも繋がります。また、動きが悪くなると内臓にも影響があり、便秘や腹痛、下痢になったりもします。更に、関節の可動域が狭くなってしまい、いつも通りに体を動かしているつもりでも、偏った動かし方になって関節に炎症を起こすこともあります。
このような不調を防ぐために、冷気を直接浴びないようにしましょう。また、冷たい空気が集中しないように、扇風機を併用し、空気を撹拌することをお勧めします。また、肌をできるだけ露出させないことも重要です。そして、適度な運動で身体の冷温覚の反応を良くすることも予防に繋がります。冷房と上手く付き合いながら、この先の季節を乗り越えていきましょう。
by じん
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