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突発性難聴

突発性難聴は、突然、耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいなどを伴う原因不明の疾患です。 音をうまく感じ取れない難聴(感音難聴)のうち原因がはっきりしないものの総称で、幅広い年代に起こります。現代医学では「突発性」を「原因が分からない」モノとして使っています。
 原因が分からない場合、「身体にとって悪い習慣、病気の原因の可能性のあるモノを失くす」ことが1番だと思います。しかし、病院では、症状を抑える薬の処方に終始されてしまいます。(勿論、全ての医師がそうではなく、逆に発症したと思われる運動不足などの生活習慣を変えるように提案する方もおられます。)
 突発性難聴の原因の一つと考えられている血流障害の改善のために適度な運動を行うのは、すごく有効な対策と思います。しかし、音を感じ取って伝える有毛細胞が、なんらかの原因で傷つき、壊れてしまっていると思っている医師は、運動.トレーニングは更にひどくする可能性があると考え、運動しないことを提案します。現代人は、通常の生活動作だけでは、運動不足になってしまい、偏った使い方や筋肉の張りやコリにより血流が悪くなってしまいます。血流が滞ってしまっている状態は身体にとって悪い状態というのは容易に想像つくと思われます。当方でも来院される前に突発性難聴を訴えておられた利用者の方々は何人も居て、その方の共通点として、首・肩コリが強い(≡血流が悪くなっている)ということがありました。
 突発性と言われているため、必ずしも首・肩こりが原因とは限りません。しかし、当院で普段、使うことが不足している部分を積極的に動かして全身の筋バランスや使い方を改善していくことで、突発性難聴は改善しておられます。特にコロナ禍において、マスクの着用がほとんど義務付けられたような状態になってしまい、それにより呼吸も浅くなってしまっていることで、呼吸補助筋である首の筋肉などの働きが悪くなり、首凝りも助長されていると思われます。病院での診断や、薬の処方に対して「なぜ?」という考えを持ち、原因を見つけることも必要なのではと思います。
by コオロギ
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