「くしゃみ、鼻水、咳など、が出た時に症状を抑えようと薬を飲んだせいで、眠たくなる。」こんな経験をした事がある人も多いと思います。ではなぜそのような事が起こるのでしょうか。
市販の風邪薬を飲んで眠くなる原因の多くは、くしゃみや鼻水を抑える「抗ヒスタミン薬」が配合されているからです。抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻水を引き起こす原因となるヒスタミンと呼ばれる化学物質の働きを抑え、くしゃみや鼻水の症状を改善します。しかし、ヒスタミンには脳を覚醒させる働きもあるため、抗ヒスタミン薬が脳内へ移行すると、こちらの働きも抑えられて、眠気を起こしたり、集中力や判断力が低下したりします。
抗ヒスタミン剤には、眠気以外にも、主な副作用として
・めまい
・口渇
・便秘
・排尿困難
などの症状がでる可能性もあります。又、抗ヒスタミン薬は、お酒と飲むことによって、副作用症状が強く出てしまう可能性があります。予想以上に眠気が強く出てしまったり、判断力が低下してしまったり、ひどい場合は昏睡状態になってしまう可能性がありますので注意が必要です。基本的に、お薬を服用した際は、お酒を飲むのは控えるようにしましょう。
咳、くしゃみ、発熱等の症状ですが一般的にこれらは異物を外に押し出そうとする防御反応です。薬はこれらの防御反応を抑える事になります。症状として出ている、咳などを一時的には抑えることは出来るかもしれませんが、本来人間の防御反応を抑えるために、風邪等が長引く原因になります。
生活している以上、お仕事等の関係上薬を飲まないといけない状況はもちろんあると思いますが、それに伴う副作用があるため、安易になんでもすぐに薬を飲むと言う習慣はやめた方が良いかもしれませんね。
by コオロギ
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