「歩く」と「走る」の違いは、スピードの速い、遅いではなく、身体の状態がどうなっているかで分けられます。歩くのは、どちらか一方の足が必ず地面に付いている状態で、走るのは、両足が地面から離れている瞬間があるかで分けられます。つまり、走ることは、跳ぶことの繰り返しで身体を移動させています。
マラソンブームで、マラソン人口も増えていますが、身体への負担がどの程度かかるかをほとんどの人は知らないと思います。膝や足にどのくらい負担になっているかを確認していきたいと思います。
ランニングなどにおける足腰への負担は一般的に体重の約3~4倍の衝撃を受けるとされますが、これは走る地形がアスファルトや芝、砂など条件が変わればもちろん変化します。固いコンクリートなどの上では、当然土の上を走るより負担は大きくなります。そして、仮に身体に係る負担が一定で、3倍とすると体重60㎏の方で片足接地時に180㎏かかってくることになります。そして、1歩の歩幅を約1.5mとすると、フルマラソン(42.195㎞)なら28,130歩になります。この方が、体重1㎏増えると約85トンの衝撃が増えることになります。タレントが、100㎞マラソンの挑戦を行っていますが、走り方を専門家に習っていても、付け焼き刃では改善されず、体重も多いために練習において膝関節などを傷める人が多いです。
体重が重くなれば、身体の使い方が重要になってきますが、身体を上手く使えても体重を減らさないと足などへの負担は、大きいので、健康に良いとは言えなくなってきます。だから、体重を落とすためにジョギングやマラソンをするのは、あまり賢い方法ではないと言えます。もし、体重を落とすために行うなら、歩くことから始めて、体重を落としてから走るようにした方が良いと思います。歩くことも走るよりは、膝等への負担は少ないですが、正しく身体が使えないとやはり負担になって、傷めることになります。いきなり30分も歩かずに10分位から取り組んでみてください。
by 頃僕来
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