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身体は、何でできてる?

 身体を構成している物質について、何を専門に取り組んでいるかによって、回答は違ってきます。基本的に身体は、口から摂取した食べ物を胃等の内臓で消化、分解し、それらを栄養として吸収しています。この栄養素が、人体を作っている材料と考えられています。そして、身体の約60%を水分が占めていて、身体を構成、機能する上で欠かせない存在です。一日に約2リットルの水分が必要とされていますが、構成材料の役目だけでなく、身体の色々なところで利用されているからです。
 また、たんぱく質は、人体を構成する細胞を作るのに欠かせません。その他、遺伝子や身体を守る抗体などの主体でもあり、身体の構成物質の基本的な材料ですが、一般的に知られている以上に我々の身体の作用に関わっています。だから、たんぱく質を摂取するように言われていますが、摂り過ぎも良くないようです。
 一般的に毛嫌いされている脂肪も細胞を構成する上では、重要な存在で、身体の機能に関わるホルモンの材料としても不可欠な物質で、エネルギー源としてだけの作用ではありません。潤った肌やツヤツヤの髪の毛も脂質の賜物です。適度な脂肪摂取は、綺麗で、元気に過ごすためにも必要な栄養素です。
 微量栄養素と言われるリンやカルシウム、マグネシウム等のミネラルも、骨などの構成にも、身体の機能においても少量であってもなくてはなりません。これらが欠乏すると、身体に不調をきたします。
 色々な栄養素から身体はなりったっていますが、身体のほとんどが、水素(H)、酸素(O)、窒素(N)、炭素(C)で作られているのです。例えば、水は、水素と酸素に分解されますが、タンパク質や脂肪なども分解すると、ほとんどが水素、酸素、炭素、窒素、リン、イオウといった元素の集合体です。つまり、身体に必要な栄養素を偏って摂ると構成バランスが崩れて、身体に異常が出やすくなるので、偏った食事は悪いということです。
by 毒捕瑠・能舞
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