表情筋は、目・鼻・口・眉など顔のさまざまな箇所を動かす筋肉のことで、感情を表したり顔を動かす時に使います。その数は約60種類もあると言われています。他の身体の筋肉は骨と骨をつなぐのに対して、表情筋は皮膚と筋肉の端が直接つながっていてまさに“顔の土台”とも言える部分です。海外で日本人の表情が読めないといわれますが、日本人は普段の生活で表情筋全体のうち約20~30%しか使っていないのに対して、アメリカ人はおよそ60%も使っているそうです。特に、コロナ禍でマスクを着用するようになって、ますます表情筋を使うことが少なくなっているようです。
表情筋も使う機会が少ないと凝り固まってしまったり、垂れ下がったりしてしまい、顔全体が老けた印象になってしまいます。マスクを常時着用しているので口角を上げずに会話を済ましてしまうことも多く、口の周りの筋肉も劣化している可能性があります。その結果、目元や口元が垂れ下がってきたり、顔全体がのっぺりとした印象になったりして、一気に老けたように感じるのです。口が下がっていたり、額にしわがあったり、顔がむくんでいたりなどと老けた顔になっていると思っている方も多く、その解消にフェイスストレッチや美顔器などに取り組んでいる方も多いと思います。しかし、思ったより効果が感じられないのは、表情筋は、姿勢に関わる筋肉とも密接な関係があるので、姿勢改善も含めた取り組みの方がグーンと効果が出ます。
つまり姿勢に関わる筋肉の働きと姿勢改善で顔の形は変化します。だから、トレーニングを続けていると顔がすっきりされる方は多く、表情も良くなっていきます。表情が豊かで、笑顔が素敵な方は、バランスの良い適度なトレーニングを続けておられます。身体の全体的なトレーニングと合わせて表情筋の取り組みも行ってみてください。三か月程度で小顔になっていたり、口角が上がっていたり、肌にハリが出ていたりと変化していると思いますよ!
by 珍香鈴
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